残業時間を含む労働基準法の改正について、報道されています。 特に電通社員さんが、長時間労働含む理由による自殺が発生した以降、より注目を集めているような気がします。 その報道で気になるのが、残業時間の上限についての議論になります。 残業時間の上限の設定のみ報道されることについて、個人的には若干違和感を感じます。
もちろん過労死とか防ぐには一定の効果があるのは間違いないと思いますが、重要なの「単純な時間」でなく「残業中の環境」だと思います。
今回自殺された方は東大出身だそうで、そのような方はおそらく学生時代は寝ないで勉強するのもいとわないほどの心身を持っているかただとおもいます。 そのような方が、100時間程度の残業で自殺された本当の理由を考えるべきです。 私の経験でもっとも辛い残業は、自分でコントロールできない上、周りの協力の無い残業です。 終わりがわからない.....
それどころか進んでいるかもわからない...... 仲間意識の感じられない職場.... 世の中にはこんな仕事があります。
時間の管理は重要ですが、今回の法案を審議する人には、時間とは違う角度でも現状の労働環境の改善につながる法案を考えてもらいたいです。
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