古代エジプトのツタンカーメン王の頭像が、ロンドンでオークションで、約6億4000万円で落札されたそうです。
エジプトは盗品を理由に返却を求めていようですが、著名なオークションの運営しているクリスティーズなので、違法性はないようです。
ただ美術館に行くと、違和感が感じることもあるのも事実です。
私が初めて海外の美術館にいったのは、ボストン美術館になります。
テレビでしか見たことが無いものが、直接見ることができることに感動したのを覚えています。
それと同時に、仏像が美術品のして飾られていたことには、本当にここにあるべきものかと感じたのも覚えています。
仏像を宗教の一部としてみるのか、美術品としてみるのかの違いと思いますが、仏像がもとあったお寺に帰りたいと思ってしまった私には、美術品には見えませんでした。
ツタンカーメン王の頭像が現在のエジプトの人にとってどのような物かはわかりませんが、少なくとのツタンカーメンは、高額のコレクターアイテムであることは望んでいない気がします。
人類の宝はいったいだれのものなのでしょうかぁ...
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