|
最近知ったこと
|
2011年3月29日 22時57分
|
最近知ったこと
その1
会社の装置を立ち上げに来ている方は、以前、原発のメンテナンスの仕事をしていたそうです。
原発のメンテナンスとかは、専門性必要とし危険も高いので資格を持った人が行なっているのかと思っていましたが、そうでなく以前は派遣社員の方が行い、今では請負の方が行なっているそうです。
その2
今回の事故で、数日前の報道であった協力会社の社員さんが足に被爆しましたが、こうのような協力会社が派遣さんや請負業者と契約しメンテナンスをしているそうです。
その4
下世話な話ですが、原発の危険な作業は高収入と思っていましたが、許容被爆量に上限があるため、働ける時間が長いわけでもないので、時間あたりの給料はともかく月給としてはそう高くないそうです。
その5
今回知り合った人いわく、電力会社の社員さんはメンテのような作業エリアには来ないので、今、福島の原発の復旧で必要な実作業は電力会社の社員さんは経験がなく多分できないと言っていました。
その6
もう人の知り合いは、原発関連施設の近くに住んでおり、その地域は、年に1回電気料金の還付があり、殆ど使った電気料金が戻ってきたそうです。
おまけに、周辺住民限定の施設内の草むしりのアルバイトがあり、午前と午後数時間作業しただけで2万円だったそうです。
その知り合いは転勤でたまたまそこに住んだそうですが、そのような事実を知ったとき、原発はやはり危ないといううことを
実感したそうです。
感想
私は、原子力発電については賛成です。
人の力で核分裂をおこせるようになり60年以上も経っており、慎重に管理すれば有益なものだと思います。
もし、上に書いた話が仮に事実でしたら、日本では原子力発電を使うべきでない気がしてきます。
今までの日本は、
リスクはないので原子力発電は推進
少しでもリスクがあれば原子力発電からは撤退
の両極端の考え方が強すぎた気がします。
いろいろ考え方はあると思いますが、リスクをリスクとして
認めて、
そのリスクを最小限にして原子力発電は推進
との考え方が必要な気がします。
|
http://santaku.lar.jp/step_blog/archive_979.htm
|
コメント(3) / トラックバック(0)|談話|
|
コメント
|
|
コメント一覧
|
投稿者 : SANTAKU
長文になり誰も読んでいないと思いますが、地震で感じたことは残しておきたいので...
|
2011/03/29 23:00 |
投稿者 : NAO
自分が以前いた会社が「協力会社」でしたよ。
自分は同じ事業部内でも担当が違ったので原発の敷地内に入る事は有りませんでしたが、作業で足りない部材を届けに近くまで行った事が有ります。
会社的にも個人的にも、金回りの良い仕事だった事は事実です。
定期点検の期間に入ると半年くらいは現地で缶詰状態ですが、出張手当だの危険作業手当だので、それだけで生活出来てオツリが来る、給料は丸々残ってね。
線量計で計って、決められた被爆量の範囲内でしか作業が出来ないので、範囲を超えた人は敷地外で報告書とか作ってるくらいの楽な仕事です。
でも自分は行きたいと思った事はありませんでした。
|
2011/03/30 19:19 |
投稿者 : SANTAKU
原発の重要性は理解しながらも、平常時でも近寄らなくてすむなら近寄りたくないのが、多くの人の本音だと思います。
それでけに今福島で作業している人には、頭がさがります。
それとは別に何故このようななったかは、事故終息後には、検証しなければならない気がしています。
|
2011/03/30 20:42 |
|
トラックバック一覧
|
|
|
|