その撮影会のロケ地が、数年前に廃線になって、まだ、解体されずに残っている駅舎でした。
この路線も、北勢線同様の大手私鉄が経営していた盲腸線です。小泉改革の影響で、廃線が容易に出来るようになり、廃線対象となったまでは、両路線とも同様だったですが、北勢線が自治体の金銭的対策があって存続さらたのに対して、この路線は、それがなく...廃線となってしまったのは対象的です。
このブログでは、過去何度か書きましたが、諸外国の鉄道の多くは公的資金が援助されることが前提とした経営となっています。
仮に数千億円をかけて作られて殆ど使用されず、維持費に多くの資金を使っている道路があったとして、それを止め....
そのお金をこの路線に使用されていれば、恐らく数百年は、維持できたのだと思います。
道路も重要ですが、これから高齢化が進んだ時、この路線が残っていればと思う頃がくるかもしれません...
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