今日も夏休みでしたので、夏休みのイベントの基本として映画を見に行くこととしました。
私の子供の頃は、夏休みと言えば東映まんがまつりが毎年行われていて、良く連れっていってもらっていました。こんな帽子がもらえてテンションのあがった子供たちが、丸正百貨店 ブラクリ丁を闊歩して夏休みの思い出深い一日となっていました。
今は、9月の上 東映まんがまつりもやっていないし、子供が帽子をもらえるような映画はやっていないので、何を見に行くか??迷いましたが、まんがの方が気分が出るってことと、後輩がそこそこ面白かったと言っていたので、新世紀エヴァンゲリオンを見に行ってきました。
このアニメは、十年前には社会現象と言われるほど人気をはくした作品で、当時既に大人になっていた私も、少しハマッタものです。
この作品の面白さは、いくつかありましたが、そのうちの1つがストーリーの複雑さからくる謎解き的要素でした。当時の多くのファンは、最終的には何らかの答えがあると思い期待して進展を楽しんでいたのですが、答えを示すこともなく、発散した状態で終わった上、最後はファンを馬鹿にしたとも とれる終わりかたでしたので、非常に途中までの面白さを演出した監督の能力の高さと、監督の能力の限界を感じさせられた印象が残っています。
今回の印象ですが、前回、能力の高さを感じた演出のうまさも前回から進歩しておらず、10年前斬新でも、今となれば古さを感じるレベルのものでした。
この監督では、謎解きに関しては期待できないので、多分、前回を知っている人はあまりハマルことは、無いと思いました。
残念ながら、夏休みの思い出になるようなものではありませんでした。
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