鉄分補給で敦賀駅に行った時、乗り換えで利用したのが近江塩津駅です。
乗降に利用する人より乗り換えに利用する人の方が多い駅のようですが、かなり個性的な駅でした。
その特徴の一つが、このホームに上る通路と階段です。今時、改装される駅や新駅もどの駅も同じような雰囲気なものが多いですが、昭和30年代に開業されたこの駅は違い、この通路だけでも、この駅に降りた甲斐があったと感じることができました。
おまけにホームからの風景も、そこを走る国鉄色の特急も、ここでしか見れないと勘違いさせてもらえるほどで、得した気分となれました。
こういう乗り換えのために偶然利用した駅でも、これだけの雰囲気があるのを知ると、鉄道マニアでない私ですが、鉄道をこよなく愛する人がいることが、気持ちが判った気がしました。
|