築地市場の豊洲市場への移転が盛んに報道されています。
日本の台所のことなので当然のようにも思えますが、実際のところ卸売市場での取引額は縮小を続けており、昔ながらの流通システムが今後成長するとの見方は少ないようです。
それなのに豊洲市場への移転は盛んに報道されています。
一つの要因としては、東京のことで取材しやすいことがあるようです。
以前から言われることですが、沖縄に台風が来て被害が出ても全国ネットでは少しだけしか放送されませんが、東京でヒョウが少し降っただけで、全国ニースで大きく扱われます。
今回の移転問題も、東京のことだから報道されていることを踏まえて、本質をみる必要があります。
本当に心配しなければならないことは、移転の話ではなく、卸売市場が消費者にとって価値がるものでいつづけられるかとのことで、
消費者の多くが、卸売市場を通さないの大手飲食チェーンや大手スーパー、大手コンビニチェーンをメインに使用していることに足してどのように対応していくかということに思えます。
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