50人以上の死者 500人以上の負傷者に上るの乱射事件が、ラスベガスで発生したそうです。
アメリカの銃所有に対する否定的な意見は、私が子供の頃からありますが、今でもアメリカでは銃を所有することに対して一定の理解を示す人は少なくなくいるようです。
その背景には、広大な国土に対しする保安官の少なさからくる、自分の身は自分で守らなければならなかった西部開拓時代に銃を保持していたことが影響しているそうです。
ただこの考え方は、過去秀吉の刀狩りや明治の廃刀令を経験している日本人に対しては、説得力がなく、銃を保持することより保持することのデメリットの方が大きく感じるものになっています。
また、アメリカと日本の治安を比較しても、まだ日本の方が治安が良いことも、銃保持を否定する一つの理由になっていると思います。
今回の乱射事件は、自動小銃のような本来所持が許されていないものでの犯行であり、銃保持の問題とは切り離すべきことがらかもしれませんが、日本人の感覚としては銃保持の問題と思えてきます。
人は1人でもっても良い力には限界があり、銃は大きすぎるものだと思います。
今回の事件で被害にあわれた方の回復と亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
|