楽しみにしている真田丸ですが、今日で最終回です。 改めて時代の見え方っていうのは、自分の年齢おかれている環境によって変化するものだと感じさせられました。
子供の頃の戦国時代の印象は、自分の才能と運を持ったひとが、勝ち上がっていくものでして、戦国時代の大きな潮流を強く意識するものではありませんでした。
今見てみると、今の日本に重ねてしまいます。 戦国後半も、拡大し続けた武士社会が、日本の国土だけでは維持出来なくなったことの対策として、 秀吉は朝鮮出兵というう海外に富みを求めたものと 家康は豊臣側の武士を大阪の陣という大義の明確でない戦争で調整するというものに見えてきます。
今の時代も、よく海外展開に失敗した企業が、過剰になった人員をリストラをする姿を見ることができます。
体制にひれ伏し生活を維持する生き方 体制に一矢報いようとする生き方 どちらも大変な生き方ですが、個人として重要なのはどちらの選択が、自分の能力が発揮できるかのような気がします。
今日の真田丸で、 信繁は家康を倒すことなく死へ 信幸は徳川にひれ伏しながら真田家を守ることへ それぞれの選択を見ることとで、それぞれの才能を活かした生き方を感じたいです。
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