たま駅長が16年の猫生を終えたそうです。 人間で言うと80歳ということで、大往生のようです。 たま駅長は、もともと半自由猫状態で貴志川駅の近くで暮らしていた猫君だそうで、それが、路線が南海電鉄から岡山電気軌道に譲渡された時に、周辺の方が岡山電気軌道の社長さんに駅の中で暮らしてもらえるように嘆願したことがきっかけに、社長さんのおめがねにかない、駅で招き猫として暮らすようななったそうです。 このとき、社長さんの配慮がなければ、たま駅長は別の猫生を歩むこととなっていたと思います。 猫や犬は、動物でありながら人と暮らすことでしか、安定した生活が無い動物であり、どのような人と出会うかによって、生き方や寿命まで決まったしまいます。 たま駅長は、近隣の方 社長さんに出会えた本当に幸せだったと思います。 願わくば人間に生まれ代わり、人間の駅長で働いている姿を見たいものです。 たま駅長 勤務ご苦労様でした。
|