昨年の撮影で海に行った時に、何故か すり寄ってくる猫君がいました。 まだ子猫のようでしたが、周りには仲間の猫君がいるわけでもなく、一匹で暮らしているようで、人恋しいのか、長時間 その海辺で撮影した私たちの様子を、ずっと伺っていました。 帰る時間になって車に戻った私に対して、足や置いてあるカメラにすり寄って....なんともいえない寂しさを感じさせる猫君でした。 猫のように人と暮らすことを運命付けられている動物が、今回のような立場に置かれていると、何とかならないものかとは私も思いますが、保護といった実際の行動をとることは....ありませんでした。 その時 撮影さしていただいていたモデルさんは、その行動を実際とることを選択される方で、その時、幸運にも保護された猫君がウミンちゃんです。 海辺の風雨にさらされ過酷な環境にいた猫君の運命が変わった瞬間でした。 そのウミンちゃんですが、保護された直後の検査で白血病のキャリアを持っており経過観察状態となっていましたが、体調を崩し 検査の結果 発症した可能性が高いとの連絡をいただきました。 合併症を確認されているそうで、多くの動物を診てこられた経験上、非常に深刻な状態だそうです。 今は、ウミンちゃんの幸運と生命力を信じたいと思います。
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