鰻は私の子供の頃からご馳走で安価なものではありませんでした。 先日、テレビで日本一の鰻屋さんの店主に密着する番組が放送されたいました。 蒲焼きのような鰻料理は、比較的シンプルな料理な印象ですが、そのシンプルさゆえ料理人の技量の差 素材の差が明確に現れる世界なため、名人と言われる方が現れる世界になるようです。 名人+最高に食材なので当然ですが、その店で鰻を食べると最低一万円以上で、天然鰻となれば 想像できない?値段のようです。 今の鰻を取り巻く状況を考えると当然ですが、私の子供の頃は、親戚におじさんが河に罠をしかけて、鰻を採るのを趣味にしていたこともあり、天然鰻でさえ食べることができました。 その天然鰻は、おじさんがさばいてくれたものでしたので、小骨とか残っていましたが、肉厚で弾力があり非常に美味しかったことを覚えています。 数万円出して天然鰻を食べるとの発想は今の私にはありませんが、鰻はその河の香りを持っているそうなので、紀ノ川の天然鰻が食べられるのなら、その誘惑に乗りたい気もします。
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