電王戦とは将棋でコンピューターと人と対決するもです。 先日テレビでその対決の様子を特集した番組が放送されていました。 私の子供の頃からコンピューター将棋はありました。 しかし、その実力は小学校で遊びで将棋をしている程度の私ですら簡単に勝てるもので、練習相手にならないもので、駒の動かし方を覚える程度の代物でした。 それが、今ではプロ棋士も破るほどの実力を持ったもので、事実 放送の中でも団体戦でコンピューターがプロ棋士に勝ち越していました。 その放送内容で驚いたのは、1996年に既に羽生喜治騎士が2015年にはコンピューターがプロ棋士よりも強くなると予想している点です。 90年代のソフトはそれ以前のソフトと違い、優秀なプログラマーが多く登場した年代で急速にコンピュターの実力が増した時代のようですが、それにしても、その先見の目 見えないものを見るよう能力には驚かされます。 ただコンピューターも、将棋の世界で無限強くなっていくかといえばそうでないようで、機械学習(プロ棋士の棋譜から評価関数を生成/更新していく方法)ベースにしている以上限界があるようです。 逆に、人間が練習方法としてコンピューターを利用できることにより、今まで以上のスピードで人間の実力が向上することが可能になるようです。 ただ、将棋の世界ではありますが、プログラマー以上の棋力を持つものができる事実には驚かされると同時に、コンピュターが人より創造的になる時代がくるのも夢物語で無い気がします。 将棋のソフトが登場して40年でプロ棋士同等となった、コンピューターはこれから40年後にはどのようになっているのでしょうかぁ.....
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