実家の近くの川で巨大な流木が引きあがられて話題になっているようです。
ネット情報によるとその流木の大きさは、幹周りが12m以上でその重さは40トン以上もあるそうで、樹齢は1千年以上ともいわれるもののようです。
この引き上げれれた場所は、紀ノ川大堰が出来る前は、新六ヶ頭首工と言われる堰があり、子供の頃は釣りや遊びに行ったこともあるところです。
その堰は、長年の使用で上流側には土砂 下流側は水でえぐられ滝つぼのようななったため、崩壊の恐れも否定できなくなり取り壊されたようです。
今回ひきあがられた巨大流木もおそらく、その上流側の土砂の中に埋もれていたと思われ、堰の解体で川底の土砂が変化し大雨で再度流れ始めたのではないでしょうか。
そう考えると、私が子供の頃には既に埋もれていたこととなり、何げなくみたいた川の底には、人知れず巨大木がしずんていたと思うと不思議な気がします。
でも、それ以上に不思議なのは、この木がいつから沈んでいたかということであり、想像が膨らみます。
私の想像では、この樹の正体は、明治末期におこなわれた神社合祀のときに、和歌山のとある神社で伐採されたご神木で、あまりにも大きさのため地元では加工が難しく、大きな製材所に運んでいる途中ならかの理由で紀の川に流してしまったのではないでしょうか??
その落とした場所は、ここら3〜4キロ上流にある小豆島(紀ノ川にある中州)があるので、橋では渡せないのでその辺の地形を利用して渡している途中に、増水に会い?それとも解体を不憫に思った人の手で?? もしくはご神木の意思で、紀ノ川に流出し沈むことになったのではないでしょうか??
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