日本人だけでも300万人以上亡くなった第二次世界大戦が終戦を迎えた8月15日は、日本人にとっては特別な日だと思います。
この戦争で亡くなられた殆どの方は、たまたまこの時代に生まれたことにより、戦争時下を生き抜くことを運命付けられ、兵士や民間人の違いはあれ本意でない形で亡くならていったのだと思います。
また、幸運にもこの時代を生き抜かれた方が、インタビュー等で亡くなられた仲間に対して、生き残った自分は申し訳ないとの内容の話をされているのをききますが、私を含め平和な時代を生きている多くの人には、この感覚は理解が難しいものでないでしょうか。それを理解できるのは、極限状態を経験したひとだけかもしれません。
私が、当時からみれば夢のような生活をおくらさせれていただいているのも、たまたまこの時代の生まれただけのことであり、戦争で亡くなられた方のいた時代 戦争を生き抜き日本を復興させた方の時代を経ていることは、忘れてならないことだと思っています。
生き残った方が、戦争で亡くなった方に対して申し訳ないと感じる時代をあったことは、忘れてはいけないと思います。
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