今日でアナログ放送終了です。
私世代でも、物心ついた頃には、既にカラーテレビでしたので、テレビ自体、過去変化があった印象があるものではなく、今回のデジタル化が私にとっては、初めての変化になります。
今回、デジタルに変化することで、恐らく多くのテレビが使えるのに廃棄されたのだと思います。これをもったいないと思うのか、時代の流れと受け止めるのかはそれぞれだとは思いますが、現実は時代の流れと割り切るべきのような気がします。
馬車が自動車になり、蒸気機関車が電車になりそれがリニアになり、プロペラ機がジェット機になり、ブラウン管が液晶になり、真空管が半導体になり、うちわが扇風機になり......
全て便利と思われたものが新しい技術を使ったものに置き換わっていっています。
これら全てが、私たちの生活を豊かにしてくれましたが、最近問題になっている、原子力発電ももともと石炭や石油で行っていた発電から移り変わろうとしたもので、人の生活を豊かにするはずのものであったはずが、現状をみると単純に新しい技術が人の生活を豊かするとは限らないことを示しているようにも見えます。
そんな時に、アナログテレビもデジタルテレビ変化するのは、めぐり合わせの皮肉を感じてしまいます。
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