為替の変動は生活の影響を与えます。
あれだけ日本の財務省が数兆円の為替介入しても数円の変動だった円ドルレートが、アメリカの少しの状況変化でイメージ的には10円程度円高の変動しました。
これはひとえに投資家のお金の力です。
本来為替は国力のバランスで決まるものでなければなりませんが、現在ではお金でお金を生む投機の場となっておりこのようなことが起こります。
これがアメリカを代表とする自由経済社会での状況です。
このような場があるからこそ格差は広がります。
農業にしても漁業にしても、人の十倍も収穫をあげられる人はいません。
しかし、今の社会では数万倍以上の資産を持つ人が当然のようにいます。
世界が不安定になるのは、為替の変動からも容易に感じとることができます。
そろそろ何か大きなうねりがあってもおかしくないと思います。
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