松本零士さんが亡くなられたそうです。
私にとって松本零士さんの作品といえば宇宙戦艦ヤマトになります。
それ以前のアニメに比べると、ストーリー性や人間ドラマに重き置いている印象が強く、一線を画すもので楽しみに観た記憶があります。
そのあと発表された銀河鉄道999は、アニメで初ともいえる社会現象と言えるレベルのヒットとなった作品で、日本のアニメの礎を作ったいえるものとなり、松本零士さんがいなかったら今の日本のアニメは違うものとなっていたと思います。
そのな松本零士さんの印象的なことばで、アニメや漫画で表現できている世界は、頭で想像したごく一部であり、ご自身の頭の中にはヤマトや999が到底及ばない世界が広がっているの話になります。
このような話は、漫画の神様と言われた手塚治虫さんも話されており、漫画のアイデアは晩年でも湯水のように湧き出てくるとの話に通じます。
この世代の方は、やはりすごいです。
今より 情報も無い時代に、限られた知識で想像を膨らませていく。
貧しい日本には、そのような環境であり、その中からこそ 世界で評価される天才が誕生したのだと思えてきます。
イマジネーションに満ちた作品ありがとうございます。
ご冥福をお祈りいたします。
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