私は小学生1年から中学生3年まで空手を習っていました。
習い始めたきっかけは、近所の同級生に誘われて始めたもので、同級生はしばらくすると辞めてしまいましたが、私は9年間続けました。
そんなこともあり、空手には少しだけ知識(古い)があります。
私が空手を習っていたころは、空手には大きく2つの区別があり極真空手に代表されるようなフルコンタクトものと、型が中心で組手も寸止め(コンタクトが無い)ものに分かれていました。
私が習っていたのはコンタクトの無い方になりますので、型等を中心に行っていました。
今回のオリンピックでもその型が種目となり、日本人選手が活躍されていますが、その型レベルには驚愕しました。
これが本当の型だったんだと....
特に驚いたのは、私が行っていたころも重要視されていた、スピードとキレの凄さより、キレとスピードが要求される動作間のよどみのない動きのほうになります。
正直 私はその辺を意識して型をしていた記憶がありません。
その原因を考えてみると、私が子供の頃に世界的レベルの型なんかはみたことはありませんでした。
型を覚えるのも向上するのも、先輩や先生のを見て覚え、せいぜい 本の連続写真をみて勉強していただけになります。
本当の頂点を知らないで練習は、上達にも限界があったことに気が付かされました。
もし、今の時代のようにもっと情報があれば、私ももう少し上達したかもしれません。
オリンピックはいろんなことを感じさせてくれます。
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