先日テレビで、なぜクロマニョン人が生き残り、ネアンデルタール人が滅んだかとの特集がされていました。
私が学校でならったネアンデルタール人は、知能的にはクロマニョン人に及ばなかったとの話でしたが、実際は同程度の知能を有しており単純に脳の容積を比較するとネアンデルタール人方が大きいくらいで、仮にネアンデルタール人が現在存在していたら、我々と同じ生活を送れる知能と有していたそうです。
また、ネアンデルタール人は身体能力的にはクロマニョン人より上でその点においても優れた人類だったそうです。
そこで気になるのは、そんなネアンデルタール人がなぜ滅んだかということで、その理由を所属する集団の規模をあげていました。
ネアンデルタール人の集団の規模は、血縁関係の十数人規模であり、家族単位で生活をしていたそうです。
それに対してクロマニョン人は、数百人規模の集団で異なる集団とも連携しながら生活していたそうで、その結果として、集団の一人が発明?した技術を集団の発明として共有でき、文化として継承できた点が、クロマニョン人を強くしていったそうです。
そのため、ネアンデルタール人が絶滅した木興変動も乗りきることができ、結果的に現在まで生き残ったそうです。
またテレビでは、集団となったクロマニョン人は異なる集団と戦った形跡残っているそうで、今の人類と同じく集団となれば、同種も殺す残忍さを文明と呼べるものが無いことから持っていたそうで、その末裔である人類が戦争すのも、文明起因でなくクロマニョン人が持っている本質のようでした。
もし、交わりを最小限にしていたネアンデルタール人が生き残っていたら、人類は今ほど戦争していたのでしょうか....
進化は偶然の積み重ねといいますが、その世界も見てみたかったです。
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