クレージジャーニー観だしてしばらく経ちますが、飽きることなく楽しみにしています。
色々な振り切れた日本人を紹介する番組なので、全く理解できない人から、そのような人生を歩んでみたいと思わされる人まで登場します。
先日 紹介されていた方は、動物の死体解剖し動物の構造 進化の歴史を研究されている方で、過去に数千の動物の遺体の解剖をした方でした。
動物の遺体を解剖するのは、匂いも含めた環境は過酷ですし、人間に近い動物の解剖となると病気に感染する可能をあり、東大の教授になるような優秀な方が選んでする仕事では無いように思えますが、その方は、動物をより深く知りたいという知的欲求と動物に死んだ後に標本と言う第二の人生を与えてあげたいとの動物愛と、後世の研究者がより深く動物を理解するため、より多くのデーターを取得するという、学問の本質を探究している方でした。
特にその中で特に印象深かったのは、後世の研究者により良いデーターを残すとの考え方で、人が一代でできることは多くないことを自覚しながらも、人間が知識を深めることは重要であり、そのためには世代をまたいで続けていくことが重要で、研究者と言われる人が行うべきことであると言っていた点です。
またそれは、お金や経済的価値を超越した、普遍的な価値があることを示しているものであもありました。。
その考え方は、お金がお金を生む世界で、優秀な頭脳を駆使した大金持ちになっている人とは全く逆の価値観でありますが、今回のひとのように今の日本でも少数派かもしれませんが存在します。
その少数派の人たちは、お金も人工知能が発達した世界でも得られない、人が実際手を動かしているからこそ新しい知識を得られるのだと思います。
知識を得るとちいうことは、そのようなことのようです。
|