テレビを見ていたら、恐竜の専門とする学者の発掘の様子を報じていました。
世の中の学問と言われるものの中には、それを知って誰のためになるのかと思えるものがあります。
よくよく考えれば恐竜について詳しく知ったところで、人間の今や将来に影響することはそんなに多く無いのが事実だと思います。
ただ その理由を論理的に説明できませんが、恐竜がどのようなものであり、どのように暮らしていたについては、漠然と知りたいとの気持ちが湧いてきます。恐竜以外にも宇宙の話もその一つだたりします。
その一方で、人間もほんの数千年前までは食べることだけで精一杯の飢えと隣り合わせの生活を送っており、その時は生き残る為だけに殆ど時間を過ごしていたのだと思います。
恐らく恐竜学者の方も、食べることが難しくなってくると、まずは食べることについて考えると思います。
人間が考える能力が他に動物にない能力と語られますが、人間はその考える能力を開花させることで繁栄のではく、繁栄したことで考えているだけでも良い人を許容できる社会になっただけかもしれません。
私も事実、忙しかったりすると、今まで興味があったものに対する感覚が弱くなってくるような気がします。
恐竜学者がいる国は、国として幸せな状態と言えいるかもしれません。
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