私が子供の頃には、特定の人に飼われていないが地域で可愛がられている犬がいました。
何時の頃からわかりませんが、そのような存在の犬を否定的に考えるかたが現れ、そのような主張を強く表現する人も現れるようになり、日本では地域で可愛がられるような犬を見なくなりました。
台湾ではまだそのような犬を認めるのどかさが残っているようで、今回の出張でみることができました。
この写真は今回出席した学会の会場の大学で見かけたもので、二匹の犬が日向ぼっこをしているところです。
どんな犬かと近寄ってみると、首輪を付けた綺麗な黒色犬で、いつの間に来た大学の学生さんと遊んでいるところをみることができました。
ふと考えてみると、この日の前日までは台風でしたので、この犬たちはおそらく大学の風の当たらなところで過ごし難を逃れいたと思われ、晴れたので日向ぼっこに出てきたとこところを、この学生さんは、偶然見つけたのではなく、台風の影響が心配で朝一番に犬を探しきて、安心している学生さんの姿で、学生さんを見て犬も安心しているところのようでした。
犬も猫も動物ですが、人と暮らすことでしか幸せな生活をおくれない動物であり、学生さんも犬も安心している姿には人間と動物の最高の関係を見せてもらった思いでした。
この二匹の犬君には多くの学生さんと楽しい時間を共有してもらいたいです。
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