古の権力者が、不老不死の薬の研究をしていたことについて、全てを手に入れた人の妄想として扱っているのが、当たり前だと思っていましたが、近い将来実現される可能性を多くの学者が信じているようです。 子供のことから、同じものを食べても、子供の頃は成長し、大人になると老化するのは不思議でなりませんでした。 ハーバード大学の天才がこの理由を突き止めたそうで、細胞の老化プロセスには、NMNとの物質の減少が深く関わっており、それを外部から供給すれば細胞が活性化し、若いころのような細胞活動に戻るそうで、ハツカネズミでは若返り効果が確認されているそうです。 その実験では、人間に例えると60歳の肉体が20歳の肉体まで若返ったそうです。 もちろんこの結果が不老不死を示すものではないと思いますが、与えられた時間を、若く健康にいられることは魅力的なことであることはまちがいないと思いますが、その一方で、生物の神秘性が薄くなり、人とロボットの本質的な差が感じられなくなってくるのは、寂しい気もします。
|