スーパーコンピューターの計算速度世界ランキングで「京」が世界一になりました。
この開発には私も関係していました。
関係していると言っても、コンピューターに使用されたCPUの開発で、それもその中のほんの一部分です。
この「京」は、蓮舫さんに事業仕分けで「世界一でないといけないのか。2番ではだめなのか」と発言されて事実上凍結され、その後、ノーベル受賞者はじめ多く方の努力と世論の後押しもあり、予算を減額されながらもなんとか復活したものです。
スーパーコンピューターのようなものは、私のようなものも開発関係するぐらいですので、非常に多くの人が携わることでようやく実現できるもので、国家の産業力の総合力を現すものの1つだといえる思っています。
それを、数日の事業仕分けで数人の意見で凍結を決めるようなことは、本来は難しいことで、それを当時行った民主党は、今からみると傲慢だったように思えてきます。
その傲慢だった民主党の代表的な蓮舫さんは、今回の報道に「関係者の努力に心から敬意を表したい。」とも発言されたそうです。
しかし、本来政治家は信念があるもので、事業仕分けで廃止と言ったのであれば、今回も 税金の無駄!!廃止するべきだったと主張するべきで、状況によって意見を変える蓮舫さんは、政治家としては一流でなく二流のよう思えてきますが、一番より二番の好きな蓮舫さんには、ある意味「2」を貫いているのかもしれません。
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