まだ鉄分の補給が足りなかったようで、今週末も鉄分を補給していました。
今回の目的は、北陸本線の新疋田−敦賀間のループ 区間に乗車することです。
汽車も電車も意外に坂道に弱く、普通に登れる坂道は、1000メートル走って25メートルの傾斜だそうです。山間部の多い日本では、色々な工夫して坂道を越えています、その一つがループです。
ループとは、真直ぐでは、傾斜が強く上れないので、旋回して距離をかせぎ実質の勾配を弱くするだけのもので、面白いのが、この写真のように線路が直行している点です。たかが、これだけの高低差のため、ぐるーーと旋回します。
実際乗車しているとループしているのは、よほど太陽の位置を気にしてないと気が付かないものですが、一度知って乗車してみると面白い物でした。
副産物としては、敦賀駅で給水塔を発見しました。私が生まれる前から、そこにあり今もそこにある。こんなの見ていると普段と違う時間が流れているようで、リラックスでき敦賀まできた甲斐があります。
そのような目で、ホームを見ていると、汽車の時代からそれぞれの時代に合わせて高さが上げられているのも発見できます。一番最初の一番下部のホームを造った人はすでに他界されているとは思いますが、今でもその仕事は多くのひとの役に立っている。
私の仕事の製品など、数年経てばその多くは廃棄されてしまいます。
同じ仕事でも、時間の流れが違うことを痛感します。
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