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ウルトラセブン
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2007年8月4日 21時39分
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会社のウルトラマンファンの先輩に薦められ??夜中に再放送されているウルトラセブンを見てみました。
その先輩いわく、セブンは最高とのことでしたが、私が子供の頃の記憶では、そんなに面白かった印象がなく、あまり期待していないかったのですが、ある意味最高の特撮ものでした。
特に感じたのは、話が重い点です。
すべての敵が、地球を侵略に来た!!どう考え悪い宇宙人でない点であり、数話しかみていませんが、その中にも、今、地球人は、侵略する宇宙人と戦うことを、正義としていますが、実はその地球人が、先住地球人を侵略した宇宙人の末裔であり、海底に住む先住地球人を、自分たちが危機が訪れないとの理由だけで、結果的に滅ぼし、セブン自体の正義感を根底から、揺さぶる内容が表現されてたり、宇宙からの侵略者の円盤が、権威と言われる機関の観測では、正確に判別できず、一般の人の観測では、真の姿を見えるなど、ある意味、国や権威と言われる判断が、必ずしも正しくないとのテーマを含んだ内容だったりしました。
チョット 気になって調べてみると、セブンが放送されたころは、冷戦やベトナム戦争の頃で、この辺の社会情勢が、影響しているようでした。
単なる子供向けの特撮に違いないのでしょうが、作り手は、大人であり、大人が子供に媚びて単純に面白い物を作るのではなく、大人が、大人として仕事として作った作品であるようで、
既に大人のわたしの仕事に対する姿勢と、違いを感じました。
子供の頃、セブンを子供目線で見た時は、私は、テーマ性を感じていた記憶はありません。でも、全国で見たであろう数百万人の子供の一部は、何かを感じていたのだと思います。それに期待し、それも含めた形で、子供向け特撮として作った当時の大人には、今は重要と考えらなくなった商業主義でない、何かを意識して仕事をしていた気がします。
将来の子供の価値観を作るのは、今の子供ですが、今の子供の価値観を作ったのは、今の大人であるのですから....大人には責任があります。
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http://santaku.lar.jp/step_blog/archive_263.htm
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