キャノンとペンタックスから新型の一眼デジカメが発表されてました。
いずれのカメラも良くできたもので、このカメラの能力を最大限発揮できた写真は、プロレベルではないかと思える性能を持ったものですが、数年前デジカメが発表されたときのようなドキドキ感がありません。いろいろ理由があるとは思いますが、デジカメの個性が弱くなったと感じるようになったからだとおもいます。
画像素子を初め多く電子部分は、おそらく自社製造でないでしょうし、光学的な違いも、パソコンでレタッチをした上、キャリブレーション不十分のディスプレイでみると、その違いをわかるひとなど、殆どいないと思います。そんな状況でカメラに個性も求めるの難しいのは、わかりますが。。。。
よく、一眼デジカメの世界を10年前のパソコンと似ていると言う方がいますが、その通りだと思います。
私が最初に買ったパソコンは、マックでした。
今から思えばスペックもショボショボで、本当は知識が必要なのに、私には知識もろくに無い、そんな状況でも、ドキドキ感がありましたし、そこには、他に味わない世界がありました。
その後、Windowsの発売が、多くの人をパソコンに世界に....
今のデジカメはこの段階だと思います。
でも、今のパソコンの世界にも、まだマックは存在しています!!
デジカメの世界にも、マック的存在が生きていける環境があれば嬉しいです。
家電でない趣味の世界に生きるカメラ!!
難しいとは思いますが、そんなカメラがないと、逆に静止画のデジカメなんって、10年後には、無くなっている気がします。
動画で撮影し、気に入ったところを切り取っていく.....そんな時代は来て欲しくないです。今は....
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