今日で2022年も終わりです。
今年の一番の出来事はロシア侵攻だと思います。
近代国家が侵略戦争を行うとは想像していなかった私にとって、この出来事はここ数年で最も驚いたことだとも言えます。
社会主義に資本主義が勝ったかもしれませんが、資本主義の中での民主主義と権威主義の対立は続いており、ロシアの侵攻も権威主義の国であったため実現したことともおもえます。
権威主義は強いです。
経済的にも中国の台頭はそれを表しています。
民主主義の最先端の国であるアメリカでも、イーロン・マスク氏のような企業内で権威主義ともいえる人が台頭でしています。
権威主義は、判断が早いので世界が素早く変化するかもしれませんが、それは世界を不安定にします。今日のようにグローバル化進んだ世界では、権威主義の中心にいる人の選択が世界に大きな影響を与えます。
今回のロシアの侵攻でいうと、プーチン大統領の判断一つで核兵器を使用できることを表しています。
そんな中 日本は絶対的な民主主義を維持しており、判断が遅く グローバルな変化に対応できない国になっています。
権威主義において、圧倒的な能力を持った指導者いればその国は豊かになります。
民主主義において、国民が優秀であればその国は豊かになります。
しかし、グローバル化が進んで現在そのような状況は存在しません。
結局 権威主義も民主主義も一部の人だけが豊かになっていくだけです。
2022年のプーチン大統領やイーロン・マスク氏は、それを全世界に示したのかもしれません。
普通の人が普通に生きていくのが、難しい時代の始まりが2022年かもしれません。
以上のことを書いていても、来年は今年より少しだけでも良い年にしたいです。
1年間 blogに付き合っていただき有難うござました。
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