私がこともの頃は、陸上で日本人が活躍すると言えば長距離でした。当時のスポーツ関係者は、日本人はもともと農耕民族なので長距離は得意で、短距離は向いていないと言っていました。
その側面は否定できないと思いますが、今回のオリンピックでは、短距離(100x4のリレー)でアメリカを下して銀メダルを獲得していました。
その拝見には、高野さんをはじめとする過去、世界レベルの短距離で活躍した人が、フィジカルの違いを認めた上での、日本人でしか勝てない戦略を進めてきたことがあるようです。
世界で勝つには努力と根性は必要だと思いますが、努力と根性だけでは勝てないのも事実だと思います。
今回活躍された人は、世界を知り 己を知った上での努力と根性を続けた人のようです。
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