私の住んでいる地域の写真雑誌発売日は19日です。
少し前までは、2〜3冊毎月買っていたのですが、写真に興味が無くなった訳ではありませんが、ここしばらく買っていません。
理由を考えてみると、雑誌の記事のレベルがイマイチになってきたと感じはじめた為だと思ってます。私が買っていた雑誌は、もともとフィルムカメラ主体でスタートしたものですので、記事を書いている評論家やカメラマンは、フィルムは非常に詳しいが、デジタルについては、ショボショボの方が多いです。
当然といえば当然で、所詮プロカメラマンであろうと評論家であろうと、最近デジタルを知りはじめた人には違いなく、デジカメの知る上で必要な半導体や電気回路のソフトの専門教育も受けていない人に、専門性を期待するのは無理な話で、ちょっと勉強したことを、記事にしているだけですので、記事に奥深さがあるはずはありません。
逆に最近発刊されているデジカメ専門の雑誌は、ソフトのことを中心に専門性は高く面白いですが、写真を作品と考えた場合、古くからある雑誌には、およびません。
この中途半端感が、私に雑誌を買わせなくなっています。
私が期待するのは、初めて触ったカメラはデジカメってタイプの世代のカメラマンが、雑誌で中心的な立場をもつようになって欲しいです。今のような読者と筆者との差が感じられないレベルで、趣味としての奥深さが無い記事中心の雑誌では、わざわざお金は出しません。
ちょっと毒舌ですが、写真を愛する上の一言です。
|