この季節になると太平洋戦争についての報道されます。
今日も特攻隊についての特集がありました。
こうのような報道番組でメインにおかれるのが、実際特攻隊に選ばれた方となります。
ただ日本人として同様に知らなければならないのは、その人を爆弾の部品とする作戦を組織し実行したのも、日本人であるとの事実です。
どのようなプロセスで特攻隊の方々を選出したのかは知りませんが、多くの人の中から死ぬこととなる人を選ぶ作業をしていた日本人が存在したことは事実です。
一対一の関係から、相手に死んでくれ言えいる人はまずいません。
しかし、組織となりその立場になると、特攻隊を選出する仕事をできる人は多くいます。
これは今の組織でも一緒です。
企業や政治の腐敗が暴かれたとき、組織の駒として犯罪に手を染めたとの報道があります。
この二つのことで共通しているのが、組織が選択したことを理由に個人の感情をおさえていることです。
感情をおさえている間は、人として機能しているのですが、そのような環境に置かれると人は考えなくなり、組織の判断が正しいとの錯覚をもつようになることがあります。
こうのような状態になると、人は過激な判断も受け入れるようになります。
世の中考えても何のも変わらないことだらけですが、それが考えなくても良いこととは違います。
疑問を持ち 考え 行動する そんな日本人でありたいです。
|