連休報告の第3弾は、和歌山最大の繁華街についてです。
和歌山も他の地域と同じで、町の中心地にありアケード街と百貨店からなる繁華街の衰退は著しく、ほんの数十年前までは、人であふれていた、丸正百貨店も、倒産し...シャッターを下ろしたままのです。それどころか、そのシャッターも、このように落書きを、されていました。
江戸時代から続く商店街であるぶらくり丁も、連休中でありながらこの姿です。かつて映画館が3件あって最後まで、営業を続けていたこの映画館も閉鎖され、その他は取り壊されていました。そんな中で、唯一 昔の姿そのままであったのが、この模型屋さんで、このコタニ模型は、私が小学生の頃のガンプラブームで何度か両親に連れてきてもらって、ビグザムを買ってもらった思いのお店です。少し覗いて見ましたが、お店のレイアウトも、当時そのままでした。
唯一変わっていたのは、お店の前に自転車が一台も留められていないことで、当時は、お店に入るのに困るぐらい留めれていました。
この店も長くないかもしれません。
この商店街を象徴するように思えてのは、この看板のイズミヤパンの文字です。
イズミヤパンは、和歌山で親しまれていたパンやさんで、小学校の社会見学で行ったり、パン給食のパンは何時もここのパンでした。そのイズミヤパンも数年前に倒産しました....和歌山固有の零細な資本では、やっていけないってことを実感した出来事でした。
県外資本の力は、和歌山駅前にある近鉄百貨店の繁盛でも判ります。
こんな感じで、イベントが周辺で行われており、横を通りぬけようとすると、こんな餅を、前籠に入れてくれました。人がいる 集まる それが町の気がしました。
この近鉄百貨店のおかげで、和歌山駅周辺は、以前より確実に発展しています。
市場原理と言えば、それまでですが....寂しさを感じてしまいます。
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