高校野球は春も夏も大会が開催されましが、私の中では、高校野球といえば、夏です。
子供の頃、年上のお兄さんが精一杯プレーしている姿を、遠い世界のように感じ、気が付けば同級生が地方大会に参加し、いまでは、私の半分の年齢の人たちが、活躍するものと変化しましたが、その大会から受ける印象は、まったく変わりません。
単にスポーツとしてみた場合は、プロ野球やメジャーには、遠く及ばないレベルだと思いますが、拮抗した実力のものが、個々のプレーの一瞬一瞬に、持てる力のすべてを掛けて戦う姿は、非常に美しく、スポーツとは、縁遠くなった私ですら感動させてもらえます。
当然、勝負事ですので、勝ち負けがあり、負けると夏が終わってしまいます。このことが、今を精一杯頑張ることの重要性を、教てもらえている気がします。
あと、夏の大会は、決勝に近づくにつれ、夏休みの終わりを毎年感じていたように気がします。
それもあって、高校野球に儚さを感じていたかもしれません。
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